式内 有間神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社 号 式内 有馬神社

延喜式神名帳 式内社 摂津国有馬郡 有間神社
読み:古 アリマ、現 ありま 江戸時代は「牛頭天王」と称していた

所在地 兵庫県神戸市北区有野町有野1582
旧地名 摂津国有馬郡
御祭神
天之御中主之大神(アメノミナカヌシノオオカミ)
大巳貴之大神(オオナムチノオオカミ=大国主之命)
少名彦之大神(スクナヒコナノオオカミ)
事代主之大神(コトシロヌシノオオカミ)

例祭日 10月体育の日

社格等

『延喜式神名帳』(式内社)
畿内:658座(大231座・小427座)
摂津国:式内社75座(大26座(並月次新嘗・就中15座相嘗祭)・小49座(並官幣))
有馬郡(アリマ):3座(大1座・小2座)

近代社格制度 旧郷社

創建     年代不詳
本殿様式   流造 桧皮葺

境内摂末社(祭神)

左別社・久戸神社・右別社・愛宕神社、天満神社        稻荷神社・八幡神社・窪森神社・猿田彦神社・黒尾主神社

文化財

社叢 神戸市「天然記念物」

一口メモ

中国自動車道西宮北I.Cから県道15号線を有馬方面へ南下する。前回公智神社から有馬の温泉神社を参拝して神戸へむかったため、ルート上寄れなかった唯一の摂津國有馬郡式内社。

歴史・由緒等

本社は往昔より摂津国有馬郡一宮と云われ延喜式内官幣社として神祇官の御差遣を賜り、舒明、孝徳両天皇の御幸を仰ぎ八十三束の圭田を賜る。 以前は山口荘天王谷(現西宮市山口町名来)に鎮座されていましたが霊亀年間現在地に遷座され天正年間羽柴秀吉の三木城攻略の時、又元和8年と寛政元年の3度炎焼し寛政八年再建されたのが現在の本殿であります。 拝殿前「有馬社」の石標は九代将軍徳川家定公が奉献され又孝明天皇御即位の大嘗会の宮御用の黒木の鳥居の御下賜をうけ現在石段上にあります。

「社頭掲示板」 -阜嵐健『延喜式神社の調査』さんより-

由 緒  当社は延喜式内社で、摂津国有馬郡の一の宮といわれ、旧有馬郡の総産土神として有馬総社とも称された。

当初祭神は大己貴大神・少彦名大神の二柱であったが、安和元年(968)に天御中主大神を合祀し、さらに昭和8年には、島根県美保関の美保神社から事代主大神の御分霊を勧請して四柱とる。

当社は、もともと隣町の有馬郡山口村名来(現・西宮市山口町名来)の山王谷に鎮座するが、霊亀年間(715~)六甲山の大出水で有馬川が氾濫し、下流の山口村一帯が砂礫と化した為に、御神託により現在地に遷座。山口村山王谷に鎮座していた頃、舒明・孝徳の両天皇も参拝され、有間王子ゆかりの神社とも伝えられている。山王宮とも称した時代もあり、江戸時代には三田藩十代藩主九鬼隆国の祈願所として、宮田「2反5畝25歩」を寄進している。

御旅所には「子安石」があって、昔から安産の神として信仰される。

境内の椎の木の群生は、兵庫県から「環境繚地保全地域」に指定され、また平成11年2月に、社叢の内約7,000平方メートルが神戸市より「天然記念物」に指定。

-「兵庫県神社庁」-

境内・社叢

  
社叢                   鳥居

   
社号標

  
鳥居扁額                 手水舎


社頭掲示板

  
境内神名鳥居               拝殿

    
狛犬

  
拝殿扁額                幣殿


本殿

  
本殿右境内社 八幡社・天神社

祭神:応神天皇  稲荷社 祭神:稲荷大明神(天光岩光大明神・天上清春大明神)

  
本殿左境内社

武臣社 祭神:武臣大神 奥津社 (同じ社殿で国常立尊社があったが撮れていなかった)

  
猿田彦社・窪森社             黒尾社

地名・地誌

地 図

交通アクセス

公共 神戸電鉄「岡場駅」より南へ900m徒歩10分 交通・車 県道15号線(有馬街道)五社と岡場の丁度中間点、県道に面している。 駐車場 あり(50台)

周辺情報

ホームページ

『神社公式サイト』

参 考

「兵庫県神社庁」、「延喜式神社の調査」さん

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