縣社・式内 白国神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社号 式内社 播磨国餝磨郡 白国神社
読み:しらくにじんじゃ
所在地 兵庫県姫路市白国字山田691
旧地名 播磨国餝磨郡
御祭神 神吾田津比賣(カムアダツヒメ)=(木花咲耶媛・コノハナノサクヤビメ)
例祭日

社格等

10月体育の日の前日
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陽道 式内社140座 大16(うち預月次新嘗4)・小124
播磨国(ハリマ) 式内社50座(大7座・小43座)
飾磨郡(シカマ) 4座(並小)

近代社格制度 旧縣社
創建
本殿様式

境内摂社(祭神)

一口メモ

県道518号線白国交差点を約500m北へ登ると、白国神社参道。駐車場は手前を左折し、増位小学校の手前の池につながる小川沿いの細い道から行ける。姫路城からは広峰方面という道路標識の方が目立つので目印にすると良い。途中には姫路競馬場、陸上自衛隊姫路駐屯地など大きな施設がある。

歴史・由緒等

神名備へようこそさんより

景行天皇の曽孫阿曽武命がその室高富媛難産苦悩に際し蒙った神恩に報いるために創祀した古いお社と伝わる。

白国神社HPより

御由緒

今を去る千七百年の昔、景行天皇の皇子(稲背入命)が、大和から当地(白国)へ下向された時に宮殿を構えて統治された。孫の阿曾武命の妃(高富媛)が出産のおり大変苦しまれ、命は白幣を山の峰に立て一心に、安産を祈願されたところ、このはなさくやひめ(木花咲耶媛)が、忽然と現れ『私が永くこの地に留まり婦人を守護し安産させましよう』とお告げになり、白幣が高く舞い上がり、命が館へ帰られると妃が無事男児を出産されたといわれます。

その神徳を感謝され倉谷山の麓にこのはなさくやひめ(木花咲耶媛)を祭られたのが、白国神社の創立であると、伝承されています。

 

神社前の道を行くと、広峰山山頂に広峯神社(廣峯神社)がある。全国にある牛頭天王の総本宮(ただし、八坂神社も牛頭天王総本宮を主張している)。 旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。別称広峯牛頭天王。天平の昔から名の見える古社である。延喜式神名帳には記載がないが、『日本三代実録』貞観8年(866年)条に「播磨国無位素盞嗚神に従五位下を授く」との記述があり、当社のことと見られる。

標高311mの広峰山山頂にある廣峯神社は素戔嗚尊を主祭神とし、733年(大平5年)右大臣吉備真備公により創建されました。

播州の守護神として崇敬される廣峯神社は、古くは大鳥居が瀬戸内海に浮かんでいたと伝えられています。
播磨国は、7世紀に成立した。針間国(加古川以西)、明石国(明石郡・美嚢郡・加古郡・印南郡)、針間鴨国(加古川中流~上流)が大化の改新以降に播磨国(針間国)へ編入されたと言われる。

山陽道に位置し、現在の兵庫県南西部にあたる。『延喜式』での格は大国、近国。別称は播州(ばんしゅう)。木簡では針間国、幡麻国と表記しているものもある。範囲は広い。
また同じ神戸市内でも須磨区を境に東部(長田区、兵庫区、中央区、灘区、東灘区、須磨区のほぼ全域、北区のほぼ全域)が摂津、西部(垂水区、西区、北区一部、須磨区一部)は播磨の国であった。ただ、現在神戸市は含めない。

国府は飾磨郡にあった(『和名抄』)。現在の姫路市本町にある本町遺跡が、その跡と推定されている。守護所は加古川市加古川町の加古川城に置かれていたようである。
国分寺及び国分尼寺は、姫路市東部の御国野町(御着駅北西)に設けられた。現在は江戸時代の建立された「牛堂山国分寺」である。

北側には広峰山、増位山が続き、南方の弁天池周辺には奈良時代に栄えた寺院跡が残り、また西方には古墳と、奈良時代にはかなり開発の進んだ地域であったようだ。
『播磨国風土記』飾磨の郡に「新良訓とよぶわけは、昔、新羅の国の人が来朝した時、この村に宿った。だから新良訓とよぶ。」とある。
広峰山には牛頭天王を祀る広峰神社が鎮座、どうやら新羅からの渡来人が当地を開拓したのであろう。

『延喜式神名帳』には大社7座5社・小社43座42社の計50座47社が記載される。大社は全て名神大社で、以下に示すものである。

明石郡 海神社三座(神戸市垂水区)
揖保郡 粒坐天照神社(たつの市)
揖保郡 中臣印達神社(たつの市)
揖保郡 家島神社(姫路市家島町)
宍粟郡 伊和坐大名持御魂神社(現 伊和神社、宍粟市)
一宮は伊和神社、二宮は荒田神社(多可郡多可町加美区)、三宮は住吉神社(酒見権現、加西市北条町)、四宮は白国神社(姫路市白国町)、五宮は高岳神社(姫路市西今宿)、総社は射楯兵主神社(姫路市総社本町)である。

以上、引用:ウィキペディア、神奈備へようこそさんより

境内・社叢

  
鳥居                   社頭掲示板

    
社号標                  御神門

  
拝殿

  
拝殿                     本殿


摂内社 厄除八幡神社 山森大明神

地名・地誌

地図

交通アクセス・周辺情報

参 考

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