池田神社(美方郡新温泉町塩山)
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概 要
社 号 池田神社
読 み いけだじんじゃ
所在地 兵庫県美方郡新温泉町塩山字池田202
旧地名 二方郡刀岐郷壱岐村(推定)
御祭神 主祭神
配祀神
御神紋
例祭日 10月24日
社格等
近代社格制度 無格社
創建 年代不詳
本殿様式
境内摂末社(祭神)
一口メモ
塩山の手前右手に折り返して坂道を登り、ヘアピンカーブを登ると右手に大きな杜と鳥居がある。その高い場所に鎮座。
歴史・由緒等
(由来は不明)
「兵庫県神社庁」
主祭神
『国司文書・但馬故事記』神社神名帳にある「壱岐神社 祭神 雷大臣命」は、その壱岐という地名から、この池田神社ではないか。
人皇5代孝昭天皇元年夏5月 刀岐波彦命の子、布伎穂田中命を以て、布多県国造と為す。布伎穂田中命は志波山宮に在りて国を治む(志波山 塩山あり)
境内・社叢
社頭 石畳の参道が美しい
拝殿 右手に少祠の境内社
本殿覆屋・拝殿 道沿い左手に古い御神燈の部材が集められ祀られている
地名・地誌
『国司文書別記 但馬郷名記抄』刀岐郷
刀岐波村・塩屋村・壱岐村・土師部
いまの中辻・塩山・塩山字池田・飯野
鎌倉後期の『大田文』に、すでに塩屋は鹽山(鹽は塩の古字)、刀岐波村は中辻に、壱岐は消滅している。
壱岐村は今のどこにあたるのだろうと神社を捜すと、塩山字池田とある池田神社ではないだろうか。池田は壱岐田であり、元明天皇の好字二字令(諸国郡郷名著好字令)により、佳字で二文字を使用することを奨励し、池田となったのでは。このころ人口・田畑の増加によって、村境があいまいになり、塩山に合わさったのではないだろうか。
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