大鳥大社境内摂社 式内 大鳥美波比神社
概 要
社 号 大鳥美波比神社
式内社 和泉国大鳥郡 大鳥美波比神社
読み:古 ミハヒ、現 みはい
所在地 大阪府堺市鳳北町1丁1-2
旧地名 和泉国大鳥郡
御祭神
天照大神(菅原道真、押別命を配祀)
『和泉国内社目六稿』「所祭未詳」
『和泉国式神私考』両道入姫命
『神社要録』大鳥連祖天児屋命
例祭日 10月5日
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
和泉国:62座 大1座 小11座
大鳥郡[オホトリ]:24座 大1座 小23座
式内社
合祀 式内社 和泉国大鳥郡 押別神社(オシワケ)
「天照大神 配 菅原道眞」
創建 明治12年に現在地の大鳥大社境内に移転。
本殿様式 流造銅板葺
境内摂末社(祭神) 稲荷神社
一口メモ
大鳥大社境内の東に位置。
歴史・由緒等
当初の鎮座地は北王子村(現鳳南町)旧神鳳寺本堂址と伝え、昭和9年移建前は同五重塔趾に在つた。共に本社の東北隅である。
明治12年に現在地の大鳥大社に移された。
旧社地には元宮司富岡鉄斎筆の「美波比神社旧社」の石碑が遺されている。
明治42年(1909年)に鳳村北王子の式内社押別神社、鳳村野代三上山の菅原神社と鳳村大鳥五龍堂の菅原神社と鳳村大鳥字宇野田の菅原神社、大正3年に浜寺村大字下の天神社と末社の市杵嶋神社の7社を合祀したもので、今の社殿は昭和9年に改築されたもの。
押別神社の創建由緒など不詳で、祭神についても天照大神となっているが、元は景行天皇の皇子・押別命(オシワケノミコト・古事記、書紀では忍之別皇子)とはするものの、“祭神押別命か”(神社覈録)・“所祭未詳”(和泉国式内社目六稿)・“国忍別命-スサノヲの御子”(和泉国式神私考・神名帳考証)・“石押別命”(大阪府誌)などの諸説があり、いずれが本来のそれか不詳。
当社は美波比神社に合祀されているというが、今、それを示す何らの標示は見当たらない。
境内・社叢
鳥居 社号標
入口右 牛 拝殿
本殿
境内社 稲荷神社 境内左手 神鳳寺本堂跡か?
地名・地誌
大鳥大社ページと同じ
地 図
交通アクセス
JR鳳駅 北へ
周辺情報
参 考
「延喜式神社の調査」さん、[神奈備へようこそ-延喜式神名帳]さん、「戸原のトップページ」さん、他
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