木葉神社(式内 川俣神社論社)
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概 要
社号 木葉神社
 読み:古 (カハマタノ)、現 このはじんじゃ
 式内社 大和国高市郡 川俣神社 三座 (並大、月次新嘗)(論社)
 江戸時代 「富土淺間神社」
 所在地 奈良県橿原市雲梯町512
 旧地名 大和国高市郡雲梯(うなて)郷
 御祭神 木花開耶姫命(このはなさくやひめ のみこと)
 『五郡神社記』活津彦根命・天之速日命、熊野忍蹈命
 維新頃から祭神を現在に変更した
 祭礼 8月15日 例祭
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
 畿内:658座(大231座・小427座)
 大和国:286座
 大128座(並月次新嘗・就中31座預相嘗祭)・小158座(並官幣)
 高市郡(タケチ):54座(大33座・小21座)
 式内社(並大、月次新嘗)
近代社格制度 旧無格社
創建     年代不詳
 本殿様式   春日造桧皮葺
境内摂末社(祭神) ナシ
一口メモ
曽我川西岸。対岸に式内社 高市御坐鴨事代主神社(大、月次/新嘗)に比定される河俣神社があり、こちらは別の式内社 川俣神社 三座(並大、月次/新嘗)に比定されている。ならば、こちらが川俣神社または河俣神社なのだが・・・。所在地はどちらも同じ雲梯町だが、曽我川で分断されており、神社の名前が複雑なので、地区内でも分かれているのかもしれない。
歴史・由緒等
「延喜式神社の調査」さんによると、
 小社で社叢も浅いが良く目立つ。式社の表示はない。
 この地は昔、南から曽我川が幾曲りしつつ流れ、雲梯集落の南方から古川と言う細流が本流より分かれ、集落の西側を通つて、北方の忌部村の田を潤していた。この細流は古代からのものであるから、この川股近くにあつた社が則ち当社であろう。
 川俣公の租彦坐命を主として、その族類神を齋つたものと思われる。
 中世以来、荒廃に帰し、古伝を逸し、神佛混淆の時に僧房が建設せられ、一隅の小祠を鎮守とし、本来の祭神に代って木花開耶姫を勧請し、両部に祭って冨士浅間と称した。
境内・社叢
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 鳥居・社号標                手水舎
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 拝殿                   本殿
地名・地誌
河俣神社参照
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「延喜式神社の調査」さん、他

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