八幡神社(新温泉町)

投稿者: kojiyama 投稿日:

概 要

社号 八幡神社
読み:はちまん
所在地 兵庫県美方郡新温泉町湯1560-2
旧地名 但馬国美方郡(二方郡)温泉郷(ユノサト)
御祭神
主神 応神天皇(第十五代)
配祀神(相殿) 神宮皇后(主神母君)・仲哀天皇(第十四代・主神父君)

社格等

近代社格制度

創建
本殿様式

境内摂社(祭神)

稲荷神社 八坂神社 諏訪神社 兵主神社 山神神社(大山祇大神) 夫婦神社(イザナギ命・イザナミ命)

一口メモ

湯村温泉は何度も通ったり訪れているが、この神社を尋ねるのは初めてだ。
まず式内古社にしぼっているのであるが、湯村の中心に鎮座する立派な社。全但バス湯村営業所交差点の道を挟んだ反対側。井筒屋さんの真ん前といった方が分かりやすいかも。

歴史・由緒等

御由緒

当神社は、京都岩清水八幡宮の但馬国勝楽寺別宮として御奉祀された神社で、但馬国七宮の一社でもあり、人名守護、勝運厄除の守護神として古来より、官・民の尊崇極めて篤く、格式の高い神社であります。御鎮座の年代は不詳ですが、種々考証の結果、およそ千年前の御鎮座であることが明らかになっております。

「神社境内御由緒案内標より」

由 緒

当神社は、京都石清水八幡宮の但馬の国、勝楽寺別宮として御奉祀された神社で、但馬国七宮の一社でもあり、人命守護・勝運厄除の守護神として古来より官民の尊崇極めて篤く、極めて格式の高い神社であります。

御鎮座の年代は不詳ですが、種々考証の結果およそ1,000年前の御鎮座であることが明らかになっております。

現社殿は昭和5年(1930)に再建されたものであり、境内には正一位福徳稲荷と称する稲荷神社の他、八坂神社、諏訪神社、兵主神社山神神社等が境内末社に奉祀されております。

又、境内に「日本三古塔の一也」と古書に記されている文化13年再建立の五輪の石塔があり地元民は又の名を「千年釜」と称え、更には「イボ神様」とも称して尊崇しておりイボで悩む人達がこの石塔とイボを割り箸でつなぎ「イボイボ渡れこの橋渡れ」と三度唱えると如何なるイボも消えて無くなると言われ、多くの人々から崇敬されています。

更に神社の入口に「お休み処」やはた茶屋があり、「めん類」を中心とした軽食を提供して皆様多数の御参拝をお待ちしております。

-「境内案内板」「兵庫県神社庁」-

境内・社叢

  
鳥居・社号標                    手水舎


境内案内板

  
拝殿                       拝殿・本殿覆屋

  
境内社 稲荷神社                神輿

立派な神輿です。

  
夫婦杉 夫婦神社ご神木             五輪の石塔

当初年代は不詳

文化十三年丙子年(1816)再建立の記録があり、古書に「日本三古塔の一也」とも記されています。地元民はまたの名を「千年釜」と称え、更には「イボ神様」と称して尊崇しております。

また、湯村温泉を舞台にしたドラマ・映画「夢千代日記」の作者 早坂 暁氏の歌碑があると知ったのは後からで、気づかなかった。

祭礼

◆宵宮祭=毎年9月14日夜18時30分より祭典奉仕。巫女舞並びに伊勢獅子神楽舞等の奉納有り。又神賑行事として篤志家による演芸大会、餅撒き等が19時頃より22時頃迄におこなわれる。

◆御例祭=毎年9月15日に斎行。午前9時より例祭本祭り斎行。午前10時より古来伝承の「お當講」「御神燈講」なる講中の宅神祭を奉仕。午後1時より神幸式発輿祭を行い神輿を始め真榊台、太鼓壇尻等が市街へ出発し、氏子内全域を巡幸する。太鼓壇尻は地域子供会員約60名が奉仕。「湯村八幡壇尻歌」を合唱しながら賑やかに巡幸。また神輿・榊台は地域消防団員を中心とした若者約80名が奉仕。途中街中の所々で神輿と榊台との激しい「ぶちかまし」を行い乍ら賑やかに巡幸する。午後5時過ぎ頃神社に帰着。還幸祭を斎行して全ての祭事を終了する。

地名・地誌

『国司文書 但馬郷名記抄』
温泉郷(ユノサト)
いで湯あり。この故に名づく。出湯を温泉という。
端山村・榛木村(今の春来)(省略)

『校補 但馬考』
倭名類聚抄ニ載ル郷九
久斗・二方・田公・大庭・八太・陽口・刀岐・熊野・温泉(ユ)
以上9郷に村数54

温泉郷
この郷の湯村に温泉あるゆえ、古代二字にて「ゆ」と読ませたるを、後世知らずして、温泉(ユセン)郷と云う。また誤って泉の字を前に書き換えて、今は湯前庄(ユセンノショウ)と云う。

今の村数16
湯村・熊谷・伊角・檜尾・春木・歌長・柤岡(ケビオカ)・細田・多子・鹽(塩)山・中辻・丹土・切畑・竹田・飯野・相岡

地 図

交通アクセス・周辺情報

勝楽寺

天台宗
御本尊 阿弥陀如来
新温泉町前

 

参 考

「兵庫県神社庁」「但馬の百科事典」


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