CATEGORY 神社社格

3.国史見在社

国史見在社(こくしげんざいしゃ)は、六国史に記載のある神社のことである。国史現在社・国史所載社とも言う。ただし、「六国史」に見える神社はほとんどが式内社であるため、通常は式外社について用いる。格式高い神社として、後世になって特別視された。

1.官幣社と国幣社

官幣社と国幣社 官社とは、毎年2月の祈年祭に中央の朝廷の神祇官から幣帛を受ける神社のことであり、各官社の祝部(はふりべ)が神祇官に集まり幣帛を受け取っていた。その後、延暦17年(798年)に、引き続き神祇官から幣帛を受ける官幣社と、国司から幣帛を受ける国幣社とに分けられた。式内社では、官幣社が573社737座、国幣社が2288社2395座である。国幣社が設けられたのは、遠方の神社では祝部の上京が困 […]

一宮(いちのみや)

全国を代表する社格:一宮(いちのみや) 二十二社ともう一つ、代表的な社格として設けられたのが、一宮制度と呼ばれるものです。 これは、方向性として、二十二社とは異なり、全国一律となり、どちらかと言えば、官社制度に近いものとなります。しかし、実際には、その成立年代から選定根拠まで非常に謎が多い為、解釈が非常に難しい社格となります。具体的には、当時の令制国、66カ国の中より、地域ごとに最も格式の高い神社 […]

2.延喜式神名帳

官社(式内社) 官社 国家の保護を受けた神社は、全て「官社」と呼ぶことができますが、通常は、朝廷より祈年祭班幣を受ける神社のことを言いました。この制度の始まりは明らかではありませんが、大宝元年(701年)の大宝律令によって規定されました。古代において、どの神社が官社であったのかは断片的にしか明らかではないですが、律令時代末期の法令『延喜式』(延長5年(927年))が現存しており、ここに官社リストが […]

総社

総社(惣社) 各国の国司の神拝の際、任国内の神社を巡拝してまわるには手間がかかるので、国府の近くに神社をまとめて合祀した。それが総社(惣社)である。 国の総社と地域の総社 国の総社 総社の制度は律令制当初からあったわけではなく平安時代になって国府の近くに総社を設け、そこを詣でることで巡回を省くことが広まりました。古代日本の国司にとって、着任後最初の仕事は赴任国内の全ての神社を巡って参拝することでし […]

1.上古社格制度

社格(しゃかく)とは、神社の格式。祭政一致に基づき、朝廷などにより定められる。日本書紀の「天社(あまつやしろ)」「国社(くにつやしろ)」に萌芽がみられ、律令制度の整備につれて明確に定められた。律令時代末期の法令『延喜式』(延長5年(927年))が現存しており、ここに官社リストが掲載されている。「延喜式神名帳」には、官社を官幣社と国幣社に分け、さらにその各々を大社と小社に二分し、その大社の中から名神 […]

二十二社(にじゅうにしゃ)

二十二社(にじゅうにしゃ) 二十二社(にじゅうにしゃ)は、神社の社格の一つで、平安時代中期以降、京を中心に朝廷から格別の崇敬を受け、国家の重大事などに朝廷より奉幣に預かった特に重要とされる神社の総称。 格式の高い順から、上七社、中七社、下八社と分けられている。後朱雀天皇治世の長暦3年(1039年)に22社目の日吉社が加わり、白河天皇治世の永保元年(1081年)に制度としての二十二社が確立したとされ […]

5.現代の制度

現代、神社社格制度はない。なぜなのか。ここからは、まったく個人的私見の日本と日本人というオリジナルティー・アイデンティー(というカタカナを用いるのも何ですがw)とは何なのかである。 故郷にある神社の杜。静寂な境内にいると自然に落ち着くのはなんだろう。お祭りで太鼓の音が聞こえると自然に血が騒ぐのはいったい何だろうか。日本人だからだ。 神武天皇から2700年、あるいは世界最古の何万年前から日本列島に暮 […]

4.近代社格制度

近代社格制度(きんだいしゃかくせいど)とは、明治維新以降、『延喜式』に倣って、新たに神社を等級化する制度である。第二次世界大戦後に廃止されたが、今日でも「旧社格」などの名称で神社の格を表す目安とされる。 明治時代に入ると仏教との習合により、より複雑化した神社も神仏分離令の名のもと、再編成が実施された。そして、その社格制度も多いに見直されることになり、新たな社格が用いられるようになった。 分類 大き […]