村社 二宮神社(朝来市和田山町和田山)
概 要
社 号 二宮神社
読 み にのみやじんじゃ
和田山二宮神社 『国司文書 但馬故事記』
所在地 兵庫県朝来市和田山町和田山493
旧地名 但馬国朝来郡賀都郷和田山村
御祭神
天道根命・大国主彦坐命 『国司文書 但馬故事記』
例祭日 10月17日
社格等
近代社格制度
創建 年代不詳
本殿様式
境内摂末社(祭神)
西宮神社・金比羅神社・稲荷神社他1社
一口メモ
「但馬のゑべっさん」として毎年1月120日は参拝者で賑わう。但馬のゑべっさんは他に豊岡市日高町宵田の日枝神社西宮神社、養父市八鹿町八木の八木西宮神社などがある。
和田山税務署のすぐ西隣の細い道を入る。
歴史・由緒等
創立年月不詳
祭神は確実なる資料なきも赤渕神社々伝によれば、表米親王の第2王子朝倉殿と云い、朝来故事記には天之道根命、大国主命、彦座命*1なりと伝う。
寛政2年(1790)本殿及び同覆を建立し、文化8年(1811)拝殿を建立せり。
明治6年(1873)10月村社に列し昭和2年(1927)拝殿を改築せり。
「兵庫県神社庁」
人皇62代村上天皇天暦5年秋8月 十八位下、
和田山守部はその祖、天道根命および大国主彦坐命を賀都邑に祀り、和田山二宮神社と申しまつる。
右は国司の解状に依りこれを進上す。
朝来郡小領八位ノ下 和田山守部
天暦8年
『国司文書 但馬故事記』第二巻・朝来郡故事記
同書の最後に記される神社で、同書完成時点(延長3年・925年)では最も新しい神社。ただし、加都ではなく和田山に鎮座している。加都には村社加都神社。同時代の同じ国司文書・但馬郷名記抄には加都郷和田山村が記載されているので、加都村とあるのは和田山村の誤記かも知れない。
*1 『国司文書 但馬故事記』第二巻・朝来郡故事記からみると、「朝来故事記には天之道根命、大国主命、彦座命」ではなく、大国主の彦座命。
境内・社叢
鳥居 手水舎
二の鳥居 御神門
境内 手水舎
御神木
拝殿 拝殿扁額
本殿渡り廊下 本殿覆屋
本殿右手境内社 金比羅神社・稲荷神社
境内左手 西宮神社(ゑべっさん)・他1社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
JR山陰本線「和田山駅」より南東へ900m
ホームページ
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