式内 佐々伎神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

概 要

社 号 佐々伎神社

式内社 但馬国出石郡 佐々伎神社
読み: 古 ササキ 現 ささき
所在地 兵庫県豊岡市但東町佐々木48
旧地名 但馬国出石郡高橋郷
御祭神 少彦名命(スクナビコナ) 大彦命(オオビコ)
例祭日 10月10日

社格等

古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
但馬国(タヂマ・たじま):131座(大18座・小113座)
出石郡(イツシ・いずし):23座(大9座・小14座)

近代社格制度 旧県社

創建      崇神天皇11年
本殿様式    流造銅葺

境内摂社(祭神)

八幡神社・稻荷神社・三柱神社・保食神

一口メモ

兵庫県豊岡市但東町。国道482号線から出合交差点を福知山市夜久野町から国道9号線へ合流する国道426号線へ右折。1kmほど行くと小谷交差点を県道252号線へ右折し南へ。北側にほぼ平行して主要街道だった国道426号線が走っていて、この道も初めて通る。但東は奥が深い。。。次の赤花の須流神社へ近道しようと奥の山道を越えて久畑を通ってから薬王寺峠から越えてみようと思ったが、舗装してあるがカーブの多い山道。また薬王寺峠もしんどいので国道426号から行った。

相田集落を抜けてずいぶん走るが見あたらない。大丈夫なのか不安になってきて付近の人に佐々木神社を尋ねるともっと奥で間違いないと聞いて安心。日が暮れ始めて、森の中はさらに暗くなり、ストロボ撮影のため暗い写真ですいません。また、いつか露出は修正する予定です。

歴史・由緒等

祭神 佐々貴山公

人皇五十代柏原天皇の延暦三年夏六月、出石郡司・従八位佐々貴山公波佐麻これを祀る。

『国司文書 但馬神社系譜伝』

古い資料には、雀岐大明神、雀岐社と記されており、
二宮大明神とも称される神社で、式内社・佐々伎神社に比定されている古社。

崇神天皇11年(BC87)、道主命と比奈良岐が談合して大己貴命と少彦名命を祀る社を創建したのが当社のはじめ。

一説には天平19年(747)3月出石小領に任じられた佐々貴山君が、祖である大彦命を佐々貴山に祀ったのがはじめであるという。

また、桓武天皇延暦3年(784)6月出石大領に任じられた佐々貴山君波佐麻がその祖・佐々貴山命を射坂之丘に祀ったとも。

さらに、但馬国開拓の祖・少彦名神を祀り大彦命の裔である高橋臣および同族の佐々木山公の居住地であったため、祖神大彦命を合祀して二宮明神と称したとも。

二宮と称した理由について「出石藩舊記」には、雀岐大明神(佐々伎神社)と須流大明神を一社にまとめて二宮大明神としたと記されている。

「兵庫県神社庁」

境内・社叢

  
社号標                      社頭

  
鳥居 (日没近くに撮影)             社号標

  
参道石段                     拝殿

  
拝殿内                      本殿側面

  
境内社                 能舞台

  
なんじゃもんじゃの木

地名・地誌

地 図

交通アクセス・周辺情報

参 考

「兵庫県神社庁」「延喜式神社の調査」

但馬の神社と歴史三部作

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