神社メモ

山城国の式内社

山城国とは、現在の京都府南部で、京都市及び南部一帯の旧国名。古くは山背国(ヤマシロ)と書く。
延喜式神名帳に記載された官社(式内社)は、123座で、大 53(並月次新甞。就中十一座預相甞祭)、小 69。
官社(式内社)は、国家の保護を受けた神社である。通常は、朝廷より祈年祭班幣を受ける神社のことを言う。

この制度の始まりは明らかではないが、大宝元年(701年)の大宝律令によって規定された。古代において、どの神社が官社であったのかは断片的にしか明らかではないが、律令時代末期の法令『延喜式』(延長5年(927年))が現存しており、ここに官社リストが掲載されている。

式内社には、古来より霊験が著しいとされる名神を祀る神社が全て含まれており、それらを名神大社(名神大)という。『延喜式』の時代には、官社制度はすでに充分に機能していなかったと言われているが、「式内社」は、後世、格式高い神社であることを示す社格として非常に重視された。

官社(式内社)はさらに官幣社と国幣社に分かれる。官幣社は神祇官より奉幣を受ける神社で、国幣社は国司より奉幣を受ける神社である。それぞれに大・小の格が定められている。当初は全て神祇官から直接奉幣を受けていたが、遠国の神社についてはそこへ行くまでに時間がかかるため、国司が代理で行うようになり、官幣社・国幣社の別ができた。ただし、遠国であっても重要な神社は官幣社となっていた。

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