御酒神社(細川町垂穂)
概 要
社 号 御酒神社
読み:みさか
往古は岩宮
延喜式神名帳 式内社 播磨国美嚢郡 御坂神社
読み:ミサカ
所在地 兵庫県三木市細川町垂穂581
旧地名 播磨国美嚢郡
御祭神
主祭神 大日靈貴尊(オオヒルメムチノミコト=天照大御神)
配祀神 大己貴命(オオナムチノミコト) 天兒屋根命(アメノコヤネノミコト)
例祭日 10月11日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陽道 式内社140座 大16(うち預月次新嘗4)・小124
播磨国(ハリマ) 式内社50座(大7座・小43座)
美嚢郡(ミナキ・みの) 1座(小)
近代社格制度 旧郷社
創建 天応元年(781)
本殿様式
境内摂末社(祭神)
一口メモ
延喜式神名帳にある賀茂郡の住吉神社と美嚢郡 御坂神社は比定社・論社が多い。
美嚢郡 1座(小) 御坂神社
〃 御坂神社(三木市志染町御坂243) 八戸掛須御諸命、葦原志許男神、大物主神
〃 美坂神社(三木市別所町東這田712) 國常立神、伊弉諾神、伊弉册神
〃 三坂神社(三木市加佐911) 天照皇大神、豐受大神、天兒屋根命、氣長足姫尊、應神天皇
〃 三坂神社(三木市細川町豊地589) 大日靈貴命、大己貴命、天兒屋根命
〃 御酒神社(三木市細川町垂穂581) 大日靈貴尊、大己貴命、天兒屋根命
〃 御酒神社(三木市別所町石野941) 大物主神 天太玉命 天鈿女命
歴史・由緒等
由 緒
大己貴命、天降りしとき、西南麓を流れる小川の辺りを霊地とし、鎮座するが、当社の起源とされる。往古は岩宮とし、社殿もたず。天応元年(781)、社殿建立。天平2年(730)、社殿再建。
夢のお告げにて、氏子内に美酒醸造家あらわる。後に社名を御酒神社と改める。
天正7年(1579)、兵火にて社殿焼失。寛文7年(1667)、再建。明治26年(1893)、本殿再建。昭和8年(1933)、郷社に列せられる。
-「兵庫県神社庁」-
御坂神社は上記のように、御坂、三坂、と書く社と御酒があり、式内いずれも論社とあるが、由緒を見る限り、酒つくりに基づくなら、御坂神社と別のものかも知れない。
境内・社叢
鳥居 社号標
巨岩に塀が気づかれている 境内側
手水舎 能舞台
狛犬
拝殿
本殿左手境内社 本殿右手境内社
岩山が元の磐座
磐座に境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス
周辺情報
参 考
「兵庫県神社庁」、「延喜式神社の調査」さん、他
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