大宮姫稲荷神社
概 要
社 号 大宮姫稲荷神社
読み おおみやひめいなり
旧社号 大宮姫稲荷大神
別名 貧乏稲荷 『新撰京都名所図会』
延喜式神名帳 式内社 大宮姫大明神
所在地 京都市上京区主税町
御祭神 大宮売神(おおみやめのかみ)
例祭日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
宮中神 宮中坐神36座(大30座、小6座)
御巫(みかんなぎ)祭神八座の一 大宮賣神 大 月次,、新嘗。中宮。東宮御巫亦同
式内社
近代社格制度
創建 年代不詳
本殿様式
境内摂末社(祭神)
光春稲荷大明神
一口メモ
二条城の北西、竹屋町通りに道をふさぐように小社がある。ここから東は通りが細くなっている。境内に何か動いているので覗いてみると近所のねこが休んでいた。
歴史・由緒等
大宮売神の名跡を殿えたもので、その位置はもとの平安京大内裏の東南にあった神祇官西院の故地と考えられ、明治初年までは、付近に宮内省坐神三座(国、韓神社)の遺跡なども芝生となつて存していたが、後京都府監獄の敷地となった。都が東京に遷った事により、 一部の人々の信仰の対象として残っているのみである。また、末社の光春稲荷大明神は伏見稲荷より分霊された物と思われる。
古代から中世の間には神祇官西院に、宮中八神殿が設けられていた。そのご祭神を御巫祭神八座という。平安京衰退により御巫祭神八座は廃絶したが、大宮売神はその第六殿にあたるとされる。
第一殿
境内・社叢
鳥居
社号標 本殿
地名・地誌
主税町
平安京大内裏にあった主税寮(ちからのりょう)に由来するものと思われる。「ちから」とは「田租」のことで、人民の力に依って得るものであることに由来している。
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「延喜式の調査」さん、他
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