式内 三澤神社
概 要
社 号 式内 三澤神社
読み:古 ミサハ、現 みさわ
式内社 出雲国仁多郡 三澤神社
『出雲国風土記』三沢社
江戸時代は「大森大明神」「高守大明神」と称していた
所在地 島根県仁多郡奥出雲町三沢402
旧地名 出雲国仁多郡
御祭神
阿遲須枳高日子根命(あじすきたかひこねのみこと)
合祀
大己貴命 素盞嗚命 志那都比古命 志那都比賣命
氣長足比賣命 別雷命 少彦名命 五十猛命
例祭日 10月29日 例祭
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
出雲国:大2座・小185座
仁多郡[ニイタ]:2座並小
式内社
近代社格制度 旧郷社
創建 天平(729)以前
本殿様式 大社造栃葺
境内摂末社(祭神)
原田八幡宮・事代主社・蚕養神社・加茂神社
高守神社・狼神社・社日社
一口メモ
奥出雲はヤマタノオロチとたたら製鉄で知られる島根県出雲地方の山間部。横田町の伊賀多気神社からJR木次線と平行して通る国道314号線を北西へ13km、20分のところにある。途中奥出雲町の中心部である三成の近くに松本清張で有名になった亀嵩駅があったのに、小さな無人駅舎があるだけの駅だが、映画やドラマ、旅番組で何度も見かけた駅だけに気付かずに残念。
国道から三沢の旧道を入ると郵便局横に社号標があった。日曜日なので休みの三沢郵便局前に停めさせてもらう。
歴史・由緒等
三沢神社
仁多郡仁多町三尺402
主祭神 阿遅須枳高日子根命
御父 大穴持命(大国主命)御母 多紀理毘売命の御長子で、出雲風上記所載の三沢郷の伝承により当地に祀られたものである。
合祀神 大己貴命・素盞鳴命
志那都比古命・志那都比売命
気長足比売命・分雷命
少彦名命・五十猛命
社歴
当社の創立は往古に遡り。既に出雲風土記(733)に三澤社として仁多郡の神祇官社二社中首位に記録され、次いて延喜式神名帳(927)には三澤神社とあるところから古く天平(729)以前から広く崇敬されていたものである。
神社の叙位は仁寿元年(851)初めて従五位下を授けられ貞観13年、(871)正五位下を授けられている。中世は歴代三沢氏の庇護を受け社領八十石の寄進かあり。徳川時代も歴代国主の崇敬をうけ松平治郷公(不味公)外三国主の参詣が記録されている。明治4年社格郷社に列せられ式内郷杜三沢神社となり。同41年神饌幣帛料を進される神社に指定される。
昭和20年宗教法人三澤神社となり同56年特別社の指定を受ける。
祭日
例大祭 10月29日
祈年祭 4月9日
新嘗祭 11月25日「社頭掲示板」
境内・社叢
社叢 参道入口左の境内社
鳥居
狛犬
参道石段 随神門
境内案内板
石段脇の狛犬
手水舎 拝殿
本殿
伊能忠敬測量の碑 本殿右手は相撲桟敷
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「延喜式神社の調査」さん、他
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