式内 丸田神社
概 要
社号 式内社 丹後国熊野郡 丸田神社
読み:古 マロタ、現 まるた
所在地 京都府京丹後市久美浜町大字甲山字亀石1313
旧地名 丹後国熊野郡神野郷
御祭神 宇氣母智命(ウケモチノミコト)(=保食神)
例祭日 4月14日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
丹後国(タンゴ):65座(大7座・小58座)
熊野郡(クマノ):11座(並小)
式内社
近代社格制度 無格社
創建 伝:垂仁朝
本殿様式 流造銅板葺
境内摂社(祭神) 蛭児神社
一口メモ
北近畿タンゴ鉄道甲山駅の北西に聳える兜山(甲山)(192m)の南麓に鎮座。
178号線を4~500m北上し、川を越えた付近で川沿いの細い道を西(左)へ入り、4~500mほど進むと、新しい社号標があったが駐車場らしく、さらに川沿いに道を奥に進むと境内がある。丸田はこの付近の地名でも人名でもないし、丹波国川上の豪族、川上麻須(良)、良とか麿・麻呂は、柿本人麻呂、和気清麻呂など人名について主に男子の名を作る接尾辞。その麻呂の田から来ているのではないだろうか?
歴史・由緒等
由緒 当神社の創立は古く、垂仁朝の時川上麻須の勤勧請による。当社は神体山甲山山上の熊野神社(奥宮)の里宮として大膳職(食物)の神を祀ったもので、式内社中丸田神社と言うは当社のみである。
境内社には蛭児神社が祀られている。当社は背後に甲山の磐座(人食岩)を拝し前面の鳥居灯籠参道は海(現在は川)に向かって造られている。神社と磐座との中間に古代祭祀遺跡があり正面の対岸には矢田神社の御旅所拝岩がある。尚甲山は神山の転訛であり亀石は神石(人食岩)の転訛と言われる
久美浜町教育委員会
久美浜町文化財保護委員会 「社頭掲示板」
境内・社叢
社号標 鳥居前の古い社号標
案内板 (祭神 宇氣母智命(豊受)とは、宇氣母智命は保食神のことであり、(豊受大神)という説もあるという意味なのかわからない)
御神門 割拝殿 境内
本殿覆屋
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
玉川 木下酒造(株)
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