式内 大和佐美命神社
概 要
社号 式内社 因幡国高草郡 大和佐美命神社
読み:古 オホワサミ 現 やまとさみのみこと
江戸時代は「旗差大明神」と称していた
所在地 鳥取県鳥取市上砂見字縄手674
旧地名 因幡国高草郡
御祭神 天照大神(あまてらすおおみかみ)・国常立神(くにのとこたちのかみ)
又は「旗指大明神」
例祭日 10月中旬日曜日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
因幡国(イナバ):50座(大1座・小49座)
高草郡(タカクサ):7座(並小)
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 流造 銅板葺
文化財 大和佐美命神社の獅子舞
境内摂社(祭神)
歴史・由緒等
文化財 大和佐美命神社の獅子舞 鳥取県無形民俗文化財
この芸能は、鳥取県鳥取市中砂見字大湯棚に伝承される二人立獅子舞の一種で、神の権現としての獅子頭にその特徴が顕著である。通称キリン獅子とも呼ばれ、その頭の額には一本の角を生やし、ソギ竹のごとく直立した両耳を持っている。
芸能次第としては「練り込み」「小脚」「腹匍」「返し」「カンヌキ」「背切り」「脛折り」の舞振りを示して進行し、獅子あやしの猩々とのからみを見せる。
因幡地方の同類型の獅子舞のうちでも、その舞振りは比較的よく洗練され、また、獅子頭は特に貴重で、獅子舞系統の芸能としては地方的特色の著しいものである。公開は十月十三日。
一口メモ
倭文から南の大和佐美命神社のある上砂見は、旧高草郡の南端にあたるが、すぐ隣は河原町(旧八上郡)で同じ高草郡とは思えないほど離れている。国道53号と鳥取自動車道が立体で重なる鳥取南ICあたりに砂見川が流れており、砂見という標識を右折し県道32号に入る。谷は行政区はさらに分かれているようだが、神坂・下砂見・中砂見・上砂見・岩坪の5集落がほぼ等間隔に分かれており、2kmぐらいで下砂見。神戸小、神戸郵便局など神戸という名前が点在するのも、想像すれば出石神社のある宮内もかつては出石郡神戸郷だったことから、大和佐美命神社の神戸の人々が住んでいたことに由来するのだろうから神戸郷だったかも知れない。それらしきものがないので一番奥の岩坪まで行き、公民館前の看板地図をさがすと上砂見の南側の山にあるらしいので引き返す。
立派な式内社大和佐美命神社の社号標があり社務所がある。石段を登ると境内。麒麟獅子で有名な神社だと知らなかった。
境内・社叢
鳥居 境内案内板
拝殿
本殿
地名・地誌
地図
交通アクセス・周辺情報
参 考
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