式内 布留多知神社
概 要
社号 式内社 因幡国八上郡 布留多知神社
読み: フルタチ
所在地 鳥取県八頭郡八頭町重枝230
旧地名 因幡国八上郡
御祭神 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
例祭日 9月18日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座 大37座(就中一座月次新嘗。) 小523座
因幡国(イナバ):50座(大1座・小49座)
八上郡(ヤカミ):19座(並小)
式内社
近代社格制度 旧村社
創建 不詳
本殿様式
境内摂社(祭神)
一口メモ
旧丹比村唯一の式内社で、八東川が流れる国道23号線(若桜街道)沿いに、旧大御門村の式内社和多理神社、旧八東村安井宿の式内社伊蘇乃佐只神社、式内社布留多知神社、若桜町の式内社意非神社がほぼ等間隔で位置する。
歴史・由緒等
ここ重枝むらには太刀太刀大明神をまつる「布留多知神社」があります。
この神社は九〇七年の「延喜式神名帳」にも著名神社として、安井宿の伊蘇乃佐只神社と会わせて記載されています。ここのまつってある太刀太刀大明神は、広留野の山中で人々をこまらせていた鬼神「不々岐」を二本の太刀で退治し平和をよびもどしたと伝えられています。ここ「布留多知神社」は、この二振の古刀を神体としたことから太刀太刀神社と呼ばれ、後に「布留多知神社」となったと言われています。この太刀は、石をも切ったと伝えられ、石をも斬る製鉄技術が古くからすでにこの地で発達していたことがうかがわれます。
ー「社頭掲示板」ー
境内・社叢
本殿覆屋
本殿
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