式内 赤羽神社
概 要
社 号 式内 赤羽神社
読み:あかば
江戸時代は「赤羽四社大明神」
延喜式神名帳 式内社 播磨国明石郡 赤羽神社
読み:アカハ
所在地 神戸市西区伊川谷町潤和1445
旧地名 播磨国明石郡
御祭神
主祭神 天羽赤玉神(アメノハアカルタマノカミ)
配祀神 伊弉諾命(イザナギノミコト) 軻遇突智命(カグツチノミコト) 大日靈貴命(オオヒルメムチノミコト)
例祭日 10月10日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陽道 式内社140座 大16(うち預月次新嘗4)・小124
播磨国(ハリマ) 式内社50座(大7座・小43座)
明石郡(アカシ) 9座(大3座・小6座)
近代社格制度 旧村社
創建 聖武天皇18年勧請
本殿様式 流造 銅葺
境内摂末社(祭神) 稲荷神社
一口メモ
神戸市の最西南端で、すぐ南は明石市。神戸市西区、垂水区はかつては播磨国明石郡の一部。東に明石運転免許更新センターが近い。近くの小学生が下校途中に手水舎にて、私を見て「最近神社に来る人が多いね、ここ有名な神社なんか?」と友達と話していたのが耳に入った。神戸市内といってものんびり境内で遊んでいる子供をみるとほっとするのだ。
歴史・由緒等
由 緒
創立年不詳。社伝によると、聖武天皇18年勧請という。聖武天皇のご在位期間には、「神亀」と「天平」の二つの年号がある。この18年を天平18年(746)と考えると、翌年は、奈良の東大寺の大仏鋳造を始めた年になる。また、18年をご即位から通算してみると天平13年(741)であり、この年は国分寺建設の詔が出ている。社伝によるこういった頃に、この草深い印南の東端の一角に当社が建設されたことになり、延喜の撰定をさかのぼること150~160年前の事となる。明治7年(1874)、村社となる。『播磨名所巡覧図絵』では、赤羽神社の御祭神を、垂仁天皇の御代、天日槍が将来した「羽明玉」と考えたうえ、「明石郡」の郡名の起原もここからだという。赤羽神社に関連して明石郡の郡名が起り、出石神社と関係があるというのも、誠に興味深いものである。鎮座地は明治初めより潤和といわれている。『万葉集』には二首読まれているが、この処かどうかは詳でないが、井上通泰は、「潤和はいづくか。今播磨国明石郡伊川谷村の大字に潤和と書きてジュンナと唱ふる処あり。或いは是か。」と説いている。
-「兵庫県神社庁」-
境内・社叢
社頭掲示板
神門 手水舎
狛犬
拝殿 拝殿扁額
本殿 拝殿・本殿
境内社 稲荷神社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
公共
◆JR「明石駅」より東北へ約2km
◆明石太山寺線バス14系統「白水橋バス停」下車東へ徒歩15分
参 考
「兵庫県神社庁」、「延喜式神社の調査」さん、他
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