気比神宮境内式内社 式内 角鹿神社
概 要
社号 角鹿神社
延喜式神名帳 式内社 越前国敦賀郡 角鹿神社
読み 古 ツルカ、現 つのが
所在地 福井県敦賀市曙町11-68
旧地名 越前国敦賀郡
御祭神 都怒我阿羅斯等命(つぬがあらしと のみこと)、松尾大神
祭礼 5月12日例祭
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
越前国 式内社126座(大8座・小118座)
敦賀郡(ツルカ) 43座(大7座・小36座)敦賀郡
近代社格制度
創建 年代不詳
本殿様式 流造 銅板葺
境内摂社(祭神)
一口メモ
気比神宮境内には、たくさんの境内式内社がある。当社はそのなかで最大の社殿。
歴史・由緒等
角鹿神社の祭神は、都怒我阿羅斯等命(ツヌガアラシト)(天保10年(1839年)に松尾大神を合祀)。
なお、『大日本史』や『神祇志料』、大正4年の『敦賀郡誌』は、都怒我阿羅斯等命を非として、『国造本紀』に載せる角鹿国造の祖先、建功狭日(たけいささひ)命を充てている。
『気比宮社記』によれば、崇神天皇の御代に都怒我阿羅斯等命が、この地に到来して朝廷に貢ぎ物をしたのを賞せられて「角鹿国の政所」とされたので、後世これを崇めて祠を建てたという。この神社の祭祀は祭神の後裔とされる角鹿姓神職が預かる定めで、江戸時代以降明治初年までは島家が担当した。明治10年、摂社 の筆頭に定められた。
境内・社叢
流造銅板葺。嘉永4年(1851年)の改築にかかるもので、当宮における昭和の戦災を免れた唯一の建物である。
地名・地誌
敦賀
『国造本紀』 角鹿国
地 図
福井県敦賀市曙町11-68
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