阿上三所神社
概 要
社 号 阿上三所神社
読み: あじょうさんしょじんじゃ
所在地 京都府船井郡京丹波町坂原森ノワキ
旧地名 丹波国船井郡和知村
御祭神 「伊佐那岐尊と伊佐那美尊」と「国常立尊」
社格等
船井郡(フナイ):10座(大1座・小9座)
近代社格制度 旧村社
創建 不詳
本殿様式
境内摂社(祭神)
白山姫神社、愛宕神社、大川神社、天満宮他
末社・諏訪神社
文化財
阿上三所神社(坂原)本殿 府指定文化財
阿上三所神社(坂原)拝殿 府登録文化財
一口メモ
JR山陰線安栖里(あせり)の東、国道27号線坂原交差点を北へ川を渡り大きく右折し坂道の上。あとで地図を見ると安栖里駅のすぐ東に大きな橋があったので、そちらからの方が分かりやすいだろう。府指定文化財と府登録文化財の神社なので坂原の同社をまわったが、阿上三所神社(あじょうさんしょじんじゃ)は、旧和知町に4社ある。本庄にある阿上三所神社がご本家と言われています。
いずれも社号は「阿上三所神社」(あじょうさんしょじんじゃ)
坂原 御祭神「伊佐那岐尊と伊佐那美尊」と「国常立尊」 旧村社 京都府船井郡京丹波町坂原森ノワキ
本庄 御祭神「誉田別命」「三穂津比賣命」「豊受比賣命」旧郷社 京都府船井郡京丹波町本庄小丸山28
下粟野 御祭神「伊佐那岐尊」「伊佐那美尊」「国常立尊」旧村社 京都府船井郡京丹波町下粟野西田圃98
細谷 御祭神「伊佐那岐尊」「伊佐那美尊」「国常立尊」 旧村社 京都府船井郡京丹波町細谷ナカヲ13
歴史・由緒等
創祀時期は観応元年(1350年)。地頭・片山氏の氏神として真言宗の元寺地に建てられたとの事。 。
旧和知町内には此処を含めて4つの阿上三所神社があります。本庄地区の阿上三所神社から、この坂原や他の2社に分霊されたと言われていますが、本庄地区の神社だけが応神天皇、三穂津比賣命、豊受比賣命で、他の3社は「伊佐那岐尊、伊佐那美尊、国常立尊なのが不思議です。
境内には神社創祀以前からあったという、樹齢700年以上と推定される樫と藤の木が寄り添うようにあります。
摂末社は白山姫神社、愛宕神社、大川神社、天満宮他。
現在の社殿は天保六年(1835年)に建替えられたものです。
おそらく元々は、本庄の阿上三所神社より古い別の社名だったが、他の和知村に合わせて同じ阿上三所神社に変更したが、御祭神は変えなかったのではないだろうか。阿上(あじょう)が和知村以前の地名で、三所神社というところからも郷内の三カ所にあった神社を合祀した感がある。
境内・社叢
社頭 鳥居扁額
手水舎 神楽殿(舞殿)
拝殿・本殿
本殿
本殿覆屋
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「口丹波の社」さん
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