村社 大川神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

概 要

社 号 大川神社
読 み おおかわじんじゃ

所在地 豊岡市竹野町御又80-1

旧地名 但馬国美含郡竹野郷御又村
御祭神 瀬織津姫命
『但馬故事記』も同じ瀬織津姫神で変更はない
御神紋
例祭日 9月5日

社格等

古代社格制度『延喜式神名帳』
東山道 式内社382座 大42(うち預月次新嘗5) 小340
近江国 155座 大 13座 小 142座
甲賀郡 8座  大2座  小6座

近代社格制度
創建   年代不詳
本殿様式

境内摂末社(祭神)

稲荷神社

一口メモ

国道178号線の森本を西へ進むと、国道のすぐ北側にある。いつも鳥居を見ていた神社。

歴史・由緒等

創立年月不詳
明治6年(1873)10月村社に列せらる。

「兵庫県神社庁」

『国司文書 但馬故事記』
人皇44代元正天皇は天下に令して、地方の荒れ地を開かせ、三世一身の制を定め給う。
然るといえども三世尽きれあれば、すなわち公に還す定めなり。これを以て、開発を為す者少なし。
人皇45代聖武天皇は、この制(三世一身の制)を改め、永く私領と為す制を定め給う。
これによって、高位高官は更なり、伴造・国造等の旧族に至るまで、国司・郡司の官を罷(ヤ)め、その地に住み、荒地を開き、土地を所有す。これ荘田の基なり。
神亀4年 大いに戸口蕃殖す。故れ口宣を下し、郷里を置く。曰く、佐須・竹野・桑原・美含・香住。
また編戸に満たざるを以って、故れ特に余戸(アマリベ)を置く。
(中略)
また大領・少領・主政・主帳等の子弟・同族は、諸所に出行し、部民を督励し、荒れ地を開く。

桑原臣善積は、河南谷を開き、その祖桑原臣多奇市を星ケ森山に祀り、星神社と申しまつる。(河南谷は今の川南谷)
桑原臣善友は、苗原を開き、天熊人命を苗原ノ丘に祀り、
杉・檜を杉谷に作り、熊野大隅命を杉山に祀る。(杉山は今の須野谷)
また水災を祈り護う為、瀬織津姫神を大川森に祀る。(大川神社 豊岡市竹野町御又80-1)

これ苗原神社・神原神社・熊野神社・大川神社・佐受神社の始めなり。

境内・社叢

  
鳥居                       手水

  
参道

   
狛犬

  
本殿覆屋

地名・地誌

御又(おんまた)

もとは大川。

『大田文』 竹野郷御又とあるので鎌倉後期には御又と呼ばれていた。

地 図

豊岡市竹野町御又80-1

交通アクセス・周辺情報

参 考

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