式内 木次神社
概 要
社 号 木次神社
読み:古 コスキ、現 きすき
式内社 出雲国大原郡 來次神社
出雲国風土記「支須支社」
江戸時代は「室大明神」
所在地 島根県雲南市木次町木次字宮前782
旧地名 出雲国大原郡
御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと) 武甕槌命(たけみかづちのみこと)
相殿 誉田別命(八幡宮)=応神天皇
例祭日 10月1日 例大祭
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
出雲国:大2座・小185座
大原郡(オホハラ):13座(並小)
式内社
近代社格制度 旧郷社
創建 年代不詳
本殿様式 八幡流造銅板葺
境内摂末社(祭神)
龍神社
一口メモ
雲南市木次町はかつて、オーガニック食品を扱っていた時に、木次ファームの牛乳、チーズ、バターを販売していたし、出雲風土プランさんから奥出雲そば、醤油など一度訪れてみたかった土地だった。その木次町の中心に木次神社はある。ちょうど日曜日で近所の方々が清掃を終わって焚き火で暖を取っておられた。一人の方に声をかけられた。「どこから来られたんですか?」「兵庫県です。」「へえ~、遠いところから。私達がこうして神社を掃除して守ってるんですよ。」「ご苦労さまです。」思わずそう思った。竹箒で綺麗にされたすぐに足を踏み入れることに心から感謝の気持ちが湧いたからだ。三刀屋町の河辺神社でも犬を連れて散歩に来られていた男性に声をかけられた。神社を一人で訪れている他府県ナンバーは珍しいのか、いや出雲の人は温かい人情が残っています。
歴史・由緒等
もと現在地に鎮座
中世現在の社地の西方100m「跡の城」に遷座
明治4年12月現在地に遷
当社は「出雲国風土記」(713年)に「支須支(きすき)社」とあり、また「延喜式神名帳」(927年)に記載されている「式内社」でもある。祭神は「大巳貴命(おおなむちのみこと)」「武御雷命(たけみかづちのみこと)」別に「誉田別尊(ほんだわけのみこと)」が合祀されている。 また当社は「八所八幡宮」の中の一社である。これは鎌倉時代にこの出雲国の八カ所に八幡宮が勧請され、これを「出雲八所八幡宮」というのである。
本来の社地は現地より西方100mのところにあり「跡の城」と呼ばれ現在でも石の祠が残されている。
「社頭掲示板」
-『延喜式神社の調査』さんより-
境内・社叢
一の鳥居 社号標
手水舎 石段右手境内社
社頭掲示板
狛犬
拝殿 拝殿扁額
社殿(拝殿・本殿) 本殿
本殿奥境内社
境内社 社日塔(地神塔)
地名・地誌
地 図
交通アクセス
周辺情報
参 考
「延喜式神社の調査」さん、他
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